江戸時代から続いていた家業を投資ファンドに事業譲渡した経験があります。銀行などとの関係構築の重要性などお伝えできます。

謝礼金額の目安(1時間あたり) 15,000

経験内容

  • 食器(インテリア雑貨)
  • 経営者

【取引金融機関との交渉をおこなった】
平成2年頃をピークに業績が下降し続けている会社であったので、取引金融機関からの継続的な支援が必要であった。そのため月々の業績報告、資金繰り報告、突発的な支援の要請、経営計画の達成状況の報告、事業のソフトランディングの方向性の相談などは自らが取引金融機関に出向き、協議・交渉をおこなった。
【労務担当取締役を兼任した】
取締役会メンバー間での役割分担の中で労務担当を兼ねることとなった。専門知識に乏しいままでの業務執行に不安を覚え、平成23年に社会保険労務士資格を取得した。これにより同族会社内の旧知の従業員との間であっても、法的資格に裏付けられた専門知識をベースに冷静な労使交渉をおこなうことが可能になった。
社内にはUAゼンセンに加盟している労働組合があり、いわゆる御用組合よりは、ある程度、活発に活動していた。早期退職制度の実施、人事制度の変更、業績の説明、事業譲渡に伴う人員整理などにあたってはその都度、労使協議会、団体交渉がおこなわれた。それらの協議には自ら会社側代表として臨み、労務トラブルを発生させることなく円滑な事業譲渡を実現した。
【人事制度の構築をおこなった】
平成21年10月からの経理財務部在籍中に策定した事業計画を元に、役職定年制度の開始と賃金テーブルの調整を盛り込んだ新しい人事制度を構築・実施した。従来制度からの移行に伴い、特定の年齢層を中心に不利益が発生する従業員が存在したが、これら従業員に納得してもらうためにも、移行過程における労働組合との作業・協議・団体交渉は丁寧におこなった。
【従業員とのコミュニケーションを丁寧に図った】
事業年度毎の業績説明、半期毎の進捗説明、2度の早期退職募集時における正社員約120名への個別面談などについては自らがおこなった。これらについては社内ネットワークを利用して文書や映像で説明することも可能であったが、事業を安定して推進させるためには、自らの言葉で直接説明することが必要であると判断した。その結果、在任期間中に従業員に対する給与を始めとする労働環境を大きく改善することは叶わなかったが、事業譲渡の局面にいたるまで労働問題に悩まされることなく、労使共に本業に集中することができた。
【第二会社方式による事業譲渡をおこなった】
家業である会社の経営を引き継いだものの、在任中に業績を劇的に回復させることができなかった。そのため、過去からの有形無形の負債と決別し、事業を安定的に存続させるためにスポンサー出資による新会社への事業譲渡を決断した。
旧会社の負債については取引金融機関の多大なるご支援により整理のメドがつき、京都地裁から特別清算手続きの開始決定を得て、結了に導くことができた。実質的な倒産であることに変わりはないが、仕入先に1円の迷惑を掛けることもなく、顧客からの見た目と印象は変わらずに、「京都の茶わん屋」を存続させることができた。家業を引継ぎ、多くの方のご支援をいただいた経営者として、最低限の軟着陸を果たすことができたと考えている。

地域

京都府京都市

規模

従業員300人超、仕入先60社超

期間
2001年 〜 2015年頃

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その他スポットコンサル時のFAQ

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職歴:非公開


江戸時代から続く家業を投資ファンドに事業譲渡し、現在は行政の施設で中小企業支援に携わっています。

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