トイレタリー・化粧品・香粧品原料の製造における適正な防腐防黴(微生物汚染の防止)について

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経験内容

  • トイレタリー
  • 生産技術

1.経験について
1983~87年は研究開発(共重合体オリゴマーを用いた海水淡水化装置のスケール抑制剤の開発:10年後上市達成)、88~92年は生産の業務革新プロジェクト(硫酸化プロセスの適正化と効率化/振動法を用いた設備診断技術の導入/サニタリー製品向け紙加工機の機械稼働率向上)、93~94年は海外拠点のビューティケア製品上市における技術担当(製造プロセス)、95~98年は国内2工場の技術課長(九州地方の工場を首都圏工場へ集約)、99~01年は製造部門の品質課長(主力4工場の生産計画と出荷における品質管理)を担当しました。これらの業務を通して製造の防腐防黴に課題があると認識するに至りました。それは「製造で発生する微生物汚染のメカニズムが不明確で再発防止の抜本策を打てない」ことでした。これは 、汚染の再発を招くだけでなく、再発の恐れを背景にエンジニアリング業務や防菌活動の適正化を阻むものでした。そこで、この解決を目的に、02年にマネージメントコースからスペシャリストコース(生産技術部門の防腐担当)へ転向すると共に、2017年に定年退職するまでの15年間に亘り当該業務を担うことになります。その結果 ①製造工程で発生する汚染の型別に仮説の立案と検証を経てメカニズムを解明(一例として防腐剤を骨格とした防腐処方を組込む製品や原料に起こる疑似耐性型汚染や低水分活性で防腐を担保する製品や原料に起こる微生物増殖など)②メカニズムに基づく具体的対策による汚染の終息化と再発防止 ③実績から得た知見の標準化(技術基準作成)をおこないました。退職後は子供がお世話になった幼稚園(個人立)で学校法人化へ向けた仕事を進めています。
2. 実績や成果(防腐防黴)
最も大きな実績は、汚染のメカニズムについて仮説の立案と検証を繰り返し、これにより得た知見を実際の製造で起こった微生物汚染へ適用して、終息化と再発防止を成し得たことです。疑似耐性型汚染の13件(国内製造拠点6件/海外製造拠点6件/委託先製造拠点1件)、低水分活性破壊型による芽胞形成型微生物汚染の3件(国内製造拠点1件/海外原料メーカー製造拠点1件/国内原料メーカー製造拠点1件)、アルカリやエタノールへの耐性型汚染の2件(国内製造拠点)などがおもな実績です。
この実績が技術基準の母体となりました。防腐防黴の ①製造設備と運転管理の基準 ②原料管理の基準(受入れや保管)③建屋の基準(排水・原料・人・材料・気流の動線管理) などを作成しました。汚染の型に応じて基準化したのが大きな特徴だと考えています。そして、これらの基準は、その後の工場や設備の建設における新しい機軸として用いられるようになり、大きな影響力を有するものとなりました。意識したわけではありませんが、気が付けば、特に香粧品や化粧品の生産技術業務に大きな変化をもたらしていました。これも成果だと思います。
3.課題の乗り越え
防腐系の破壊に着眼したことが課題を乗り越える分岐点でした。通常、汚染は微生物の存在なくしては起こりえないので、微生物の種別や特性に着眼します(微生物学的な視点)。一方、防腐系を組込んだ製品や原料に起こる汚染は、微生物の存在に加えて防腐系の破壊が必要です。破壊は製造における吸湿、蒸発、凝縮、沈降などの現象を介して起こると考えられます(プロセス工学的な視点)。二つの視点を融合させることが課題を乗り越える上で重要だったと考えています。
4.お役にたてそうと思う分野
製造における防腐防黴についてお役にたてるのではないかと思います。

地域

日本・インドネシア・タイ・上海・アメリカ・台湾

役割

防腐防黴技術担当(汚染終息・再発防止・技術基準作成)

規模

花王における国内外の全製造拠点

期間
2002年 〜 2017年頃

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