リチウム電池業界における基本原理、材料R&D状況、市場動向、将来予測についてお話できます
ーリチウム電池業界の種々のメーカーと関係を持ったので、そのサプライチェーンの仕組み、関わっているメーカーや全体の構図に詳しい。
―リチウム電池については、業界、米国政府(特にエネルギー省)関係、国立研究所、大学に幅広いネットワークを築いた。
―種々の国際学会に招待講演を依頼された。
―米国エネルギー省から日系企業として初めて研究資金を獲得した。
―日本農林水産省から研究資金を獲得した。
―電池分野で3件の米国特許を獲得。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 三菱ケミカル電池材料部にて、R&D活動とマーケティング活動を20年経験。
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1997 年~ 2016年まで。
その時どのような立場や役割でしたか?: 大きな組織なので、一人で決断が下されることは稀で、最高責任者の事業部長の右腕として、重要な事業戦略決断に参加した。最大市場である米国市場での各メーカー・規制動向等の情報及び分析を、方向決定の際求められた。また、他企業との連携開拓の責任者としての役割も果たした。一方、R&D活動の経験も豊富。実際に開発に関わるだけでなく、他社・大学研究機関のR&D動向調査にも関わった。
得意な分野・領域はなんですか?: 電池 (リチウム、燃料電池、その他)一般(特に材料)、バイオ燃料、ナノ材料、センサー、地球温暖化ガス防止技術、汚水処理・浄水、汚物(畜産汚水・下水処理場)からの有価物回収技術、蛋白質回収、高分子凝集剤、その他。
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職歴
PV Research
- 2016/1 - 現在
Palos Verdes Research
- President 2016/1 - 現在
三菱ケミカルホールディングス
- Director of Material Research 1996/1 - 2016/1
このエキスパートのトピック
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新規事業の立ち上げについて話せます
¥50,000~■背景 三菱ケミカルホールディングス勤務中、地球快適化研究所に配属され、環境・食糧・水・エネルギー問題対策を事業化するような、新規事業を数件提案した。 ■話せること 上で提案した一件については、事業部と組んで、政府より実証試験資金を獲得し、潜在的顧客も巻き込み、プロジェクトを立ち上げた。その結果が新規事業へ繋がり、新たな事業の展開が可能となった。 また、米国でも競争率の非常に高いエネルギー省・農務省から新規事業の研究資金を獲得した。政府と関係があるので、米国ではどのような新規事業が支援されているのか、アイデアから事業まで繋げる仕組みについてもお話できます。
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Circular Economyを達成できる技術動向、今後伸びが期待できる分野、新たな技術の予想。
¥40,000~■ 具体的な経験の内容 circular economyの実態を種々の産業で調査した。 ■ 実績や成果 circular economyを目的とした技術を提案し、米国農務省より研究資金を獲得した。 ■ そのときの課題、その課題をどう乗り越えたか 家畜廃棄物から有価物を抽出するプロセスで、重要な物性を維持する技術を開発した。 ■ 業界構造(トレンド/主要プレイヤー/バリューチェーン等)の知見の有無 原料の確保、バイヤーの選択活動の際、バリューチェーンの知識を得た。 ■ 関連する論文やブログ等があればURL Ken Tasaki, "A novel thermal hydrolysis process for extraction of keratin from hog hair for commercial applications," Waste Management 104 (2020) 33–41. ■ お役にたてそうと思うご相談分野 circular economyを適用としているメーカー、あるいはそれらのメーカーを相手にビジネスを使用としている会社にアドバイスできると思います。