人事労務全般で直接「人」とかかわる仕事における人事制度構築・運用 メンタルヘルス不調対策を中心とした安全配慮義務対策についてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


社会保険労務士開業(兵庫県会開業登録は2015年1月)
2016年2月―現在
  企業の労働相談、メンタル対応を主とした労務コンサルティングを主とした業務として行う。
  また、産業カウンセラー資格によるカウンセリング業務、国家資格キャリアコンサルタント資格によるる企業従業員のキャリアコンサルタント業務を行う。

クリーンテックス・ジャパン株式会社
2015年11月―2016年1月 管理部人事総務課課長(マネジメント対象3名)
 管理部改組を行い、総務課を人事課に統合し、正式に総務課業務を管轄
2015年2月―10月 管理部人事課課長(マネジメント対象1名)
 ・人員計画、人員管理(HRコスト管理も含む)
・労務管理全般(入社から異動、退職まで全般)
・労働問題への対応
・各種規定の見直しと改定(特に就業規則、賃金規定等)
・法改正対応(派遣法、労働契約法、労働安全衛生法、マイナンバー等)
・採用関連(主として中途採用、派遣社員管理も含む)
・人事制度の再構築とその運用(特に社内の等級制度や評価制度)
・人事情報管理をベースとした人事システムの構築
・社員への個別ケア担当(キャリアコンサルティング、メンタルカウンセリング等)
・安全衛生体制の見直しとメンタルヘルス対応体制の構築
・社内のルール、プロセスの見える化(慣習的に行われている社内手続きをプロセス化し、整理し見える化した上で社員に公開していく。「内規」の公開も含む)
・後進の育成
・管理部長代理として総務課全体のマネジメント等の業務を担当

株式会社メディカルトラスト入社 大阪営業所アウトソーシング事業部
2014年1月―2015年1月(約1年1か月)コンサルタント営業(大阪営業所責任者 担当領域 大阪・名古屋 マネジメント対象4名)
 クライアントに対する、
・産業医、保健師の派遣(医師と企業間の調整業務も含む)
・労働安全衛生法等に関する社内コンプライアンス体制の確立・運営支援
・メンタルヘルス問題対応のアドバイス・支援
・その他社会保険労務士としての労務関連のアドバイス・支援等の業務を担当

企業統合により、エスエス製薬よりベーリンガーインゲルハイムジャパンへ転籍
2011年4月 – 2013年12月(2年9か月) HR Central Function Manger 兼 健康保険組合事務長(マネジメント対象4名)
・エスエス製薬人事部マネージャーとしての仕事を継続。
・エスエス製薬からベーリンガーインゲルハイムへ転籍した社員のケアを担当。
・エスエス製薬の各種規定・規約などをベーリンガーインゲルハイムの基準に統合する役割を負うとともに、エスエス製薬労働組合及び従業員とのコミュニケーションを担当。
・健康保険組合の事務長として、健保組合の財政問題に対処すべく健康保険料率の大幅なアップを実施。そのため、新しいベーリンガーインゲルハイムの社内手続きに準拠したプロセスを打ち立て実施。また、会社経営層及び組合員の理解を求めるためのコミュニケーション活動も担当して料率の改定をおこない破たんを回避。また、この後も健保内の意思決定プロセスをベーリンガーインゲルハイムのものに合わせていくなどして、組織改革も実施。
・人事のマネージャーとして、社員の健康を総合的に管理するための組織の必要性を認識し、経営陣に提案を行い、新組織である「健康管理デスク」を立ち上げ、その責任者となった。その健康管理デスクにおいて、対応が不十分であった産業医、衛生管理者、衛生委員会、就労判定、健康診断といった安全衛生法関連の事項に関して整備をすすめ、事業主の安全配慮義務違反のリスクを回避できるようにした。
現在ではさらに、グローバル組織の一つであるEHS(Environment Health and Security Society )のメンバーとして日本の衛生管理を担当する立場にある。
・健康管理デスクの責任者として、メンタルヘルスに関する役割も担っており、社内の休職・復職のプロセスの見直しと再構築を実施。また、メンタルダウン防止のための対応を構築し、導入した(主にラインマネジメント)。

2008年10月 – 2011年3月(2年5か月) 人事部 人事課長(マネジメント対象4名)
・人事部マネージャーとして労務全般を担当。
 担当業務としては
   ・規則・規定の改定(法改正対応も含む)
   ・人事評価・昇給・昇格・管理職登用
   ・人事異動(人事マスターの管理も含む)
   ・福利厚生全般
   ・労働組合担当(労使交渉等も含む)
   ・中途採用担当(年約40名程度面談、うち7割程度が入社)
   ・給与システムの運用
   ・行政対応(労基法・安衛法・障碍者高齢者雇用・次世代法・労災関連

■その他
どちらでご経験されましたか?: 岡本労務管理事務所 代表
エスエス製薬株式会社
ベーリンガーインゲルハイムジャパン
メディカルトラスト
クリーンテックスジャパン
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2016年2月-現在 社会保険労務士開業(兵庫県会開業登録は2015年1月)
2015年2月-2016年1月 (約1年) クリーンテックス・ジャパン株式会社管理部人事総務課課長
2014年1月-2015年1月(約1年1か月)株式会社メディカルトラスト 大阪営業所アウトソーシング事業部大阪営業所責任者
2011年4月–2013年12月(2年9か月) ベーリンガーインゲルハイムジャパンHR Central Function Manger 兼 BIJ健康保険組合事務長
2008年10月–2011年3月(2年5か月) エスエス製薬人事部 人事課長
2005年4月–2008年9月(3年5か月) エスエス製薬企業年金基金 常務理事
2003年4月–2005年3月(1年11か月) エスエス製薬情報処理システム部 東京プロジェクト担当
1982年3月–2003年3月(21年) エスエス製薬情報処理システム部 大阪支社担当
その時どのような立場や役割でしたか?: 企業年金基金常務理事時代 資産運用の安定化と退職金制度の根本的な改定、確定拠出型年金制度の導入
HRマネージャー時代 労務全般を担当するも、人事制度を評価制度・賃金制度の抜本的改定を行っていたが、それが一段落した2011年ころよりは、社内のパワハラセクハラなどの対応、メンタルヘルス対応を積極的に行い、企業の安全配慮義務に関するリスク対策を中心に行った。
健康保険組合事務長職に関しては、料率改訂・保険事業などの見直しなどを行い財政再建を達成
得意な分野・領域はなんですか?: 主なスキルとしては、情報処理全般のスキルはもとより、企業年金基金や健康保険組合の運営のスキル、および、人事・評価制度、福利厚生、採用・配属といった人事全般のスキルを有しております。特に人事関連では、社会保険労務士として労基法をはじめとする労働関連の法律に詳しく、労働問題への対応も得意とするところです。
また、前職では健康保険組合の事務長も兼務し、健康管理デスクの立ち上げ、メンタルヘルス不調者対応の担当も行っており、メンタルヘルス対応に関しても十分経験を積んでまいりました。特に社内での健康管理体制の確立、労働安全衛生法等に係るコンプライアンス体制の確立の困難さも身をもって経験しており、その経験を生かして2014年1月より、株式会社メディカルトラストに転職し企業の健康管理・産業保健のコンサルタントを担当しましたが、人事職への強い希求もあり、2015年2月にクリーンテックス・ジャパンに転職しました。そこで人事課長として、人員管理、予算管理、人事制度の構築運用、安全衛生体制の構築運用といった労務管理を主として行いながら、人事情報管理をコアにした新しい人事システムの構築を行ってまいりました。そして2015年11月より総務課を人事課に統合し、人事総務課長として総務系の業務にも携わっておりました。
クリーンテックスジャパンを2016年1月に退職し、社会保険労務士として開業いたしましたが、、現在は、主として企業やその従業員の労働相談対応やカウンセリングを主としたメンタルヘル対策、キャリアコンサルティングを行っております
──── 私の強み ────
・コンピュータースキルを持った人事である
・特定社会保険労務士として法律に詳しく、特に、労働問題への対応を得意とする
・コンプライアンスに厳しい外資系での人事マネージャーとしてのキャリアを持つ
・メンタルヘルス対策の知識も経験も豊富
・産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格・技能を有し実践している
・環境の変化への対応力があり粘り強く、最後までやり抜くことができる。
この分野は今後どうなると思いますか?: 「人」は企業が成長、存続していくための重要な資源(リソース)の一つです。しかし、「人」にはほかの資源にない重要なポイントがあります。それは「人」には「心」があるということです。この「心」を無視することはできません。逆にこの「心」の意識することで「人」のモチベーションをあげ、生産性を上げることもできます。もちろん「人」の「心」の問題は決して単純な問題ではありません。しかし、現代においては「心」の問題は決して避けて通ることのできない問題でもあります。
私はそういった「心」の問題を常に意識して「人」と「人」、「人」と「企業」の関係を「繋ぐ」ことで「人」が働きやすい環境を構築し、ひいては企業の生産性をあげ、成長に貢献したいと考えております。「企業」という港と「人」という船を繋ぎとめるポラード(係留柱)のような存在でありたい、それが私の目指すコンセプトです。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 1.システム部時代にSQL-ServerとWebを活用した営業支援のためのシステムを独自に作り上げ、営業活動に大きく貢献できたことです。このシステムは20年近く稼働しています。ユーザーが本当に何を望んでいるのかを徹底した顧客志向からサーベイした結果であると考えています。
2.企業年金基金常務理事として資産運用プロセスの再構築を行って資産運用の安定化を達成しました。
3.企業年金基金常務理事として退職金制度と企業年金制度を根本から改定して企業年金の安定性を強化し、退職給付債務も大幅な削減を達成。同時に確定拠出型年金制度を導入して極限まで債務を削減しました。
4.ベーリンガーのHR時代にメンタルヘルスダウン者が急増し、その対策が急務となった。そこで社内に健康管理デスクを立ち上げ、メンタルヘルス対応を集中して行うようにし、全社的な制度設計を行いました。これにより休職・復職の基準が明確になり、産業医や衛生管理者などの安全衛生体制も整備したことで安衛法のリスク対策も万全となりました。これはのちのクリーンテックスジャパン時代のストレスチェック導入時にも生かされています。
5.社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの資格を生かした社外面談制度を企業に提案し、特に若手から中堅社員のモチベーションアップを図り、社員定着率や生産性の向上に大きく寄与しています。

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氏名:開示前

会社というものは、どのようにいい会社であっても、どれだけいい環境であったとしても、必ずそこで働く人々の間には不公平感はなくならないだろう、と思います。そしてそういった「なくせない」不公平感をいろいろな社内の制度や規定をもって、少しでも小さくしていくように努力する。そこに人事の仕事がある、と私は考えています。
しかし、そのためには日ごろから社内のことにきちんと目を配る姿勢が必要ですし、「人」を相手にする以上、細やかな心遣いをする必要もあります。はっきり言って、こういったことはただでさえ忙しい人事のメンバーにとって大変な負担になりますので、なかなかできるものではありません。
私は外部の人間として、逆に、外部の人間だからこそできることがたくさんあると考えます。
そういった面で何らかのお手伝いができればいいな、と考えています。
経営者と労働者がともにいい関係となってこそ、業績はあがり、それが継続していくものと信じています。


職歴

岡本労務管理事務所

  • 代表 2016/2 - 現在

クリーンテックス・ジャパン

  • 人事課長 2015/2 - 2015/1

メディカルトラスト

  • 大阪営業所代表 2014/1 - 2015/1

ベーリンガーインゲルハイムジャパン

  • HR Central Function Manger 2011/4 - 2013/12

BIJ健康保険組合

  • 事務長 2011/4 - 2013/12

エスエス製薬

  • 人事課長 2008/10 - 2011/3

エスエス製薬企業年金基金

  • 常務理事 2005/4 - 2008/9

エスエス製薬

  • IT部IT課 1982/3 - 2005/3

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