医薬品業界(医療用医薬品、一般用医薬品、健康食品)における広告宣伝戦略、マーケティング戦略、包装(パッケージ)戦略・管理についてお話できます

エキスパート

氏名:開示前


① 医療用医薬品・一般用医薬品・化粧品から、健康食品や機能性食品、菓子・清涼飲料水など、多様な製品のブランドマーケティング戦略や広告戦略・戦術を顧客(医療消費者)視点に立って手掛けてきた経験と実績と外部のネットワーク。
② 直接医療消費者に製品広告が許されない医療用医薬品に対し、「B to B to C」を念頭としたDTC(Direct to Consumer=疾患啓発活動)戦略を7年間(8疾患で43回)実施して得た経験や知識。
③ ICT(owned media)を軸としたトリプルメディア戦略の実践で培われたデジタルマーケティング思考と、顧客接点としてクレーム等の対処から得た経験に基づくCRM(Customer Relationship Management)。
④ DTC、治験広告、一般製品広告などのビッグデータ(顧客インサイト、処方箋・売上の推移、コールセンターやDTCサイトのコンバージョン率、延べ視聴率と顧客行動の関係など)の分析による効率的な広告宣伝や営業、医療消費者の来院や服薬アドヒアランスへの活用。
⑤ 広告および製品情報公開等への社内外リスクヘッジ対応。

■その他
どちらでご経験されましたか?: 前職 アステラス製薬株式会社 営業本部プロダクトマーケティング部 統括グループメディアチーム 課長 DTC(患者啓発活動)専任担当
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1984年4月 〜 2014年9月
その時どのような立場や役割でしたか?: 以下の責任者として課長職範囲での決裁権、また実際の推進運営管理は行っている
広告宣伝戦略企画立案(予算立案、メディアの買い付け・企画・広告宣伝制作)・予算管理、実務遂行管理
1984年、大衆薬協会広告審査員
パッケージ戦略及び規制管理
得意な分野・領域はなんですか?: 医薬品関連ビジネス、特に企業から見た患者に関わるコミュニケーション活動
●顧客(患者)中心とする(DTC)マーケティング企画・推進、製品PR活動、情報提供
●コンコーダンスを配慮した患者中心のアドヒアランス企画、関連ネットワーク
●医薬品・化粧品から、健康・機能性食品、菓子・清涼飲料水など、多様な製品ブランドマーケティングや広告戦略・戦術を手掛けた経験と実績
●EC戦略、トリプルメディア(7年間)、オムニチャンネルの試行
●イノベーションを生み出すCSV (Creating Shared Value=社会的課題と企業収益の共存)による新たな市場価値スタイルの創造
●広告および製品情報公開等への社内外リスクヘッジ対応
●医薬品・化粧品・食品の包装表示および医療広告表現のコンプライアンス提言。
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この分野は今後どうなると思いますか?: 私ならば、製薬企業の今後の成長の選択肢の一つとして、高齢化社会で変化する医療従事者と医療消費者の環境=社会的課題に対し、自社の強みを軸として、単独もしくは多様な業種を取り込んだオープンイノベーションによる新しいビジネススタイルの構築と市場創造というCSVを目指します。
→「高齢化社会」は世界的な社会的な課題であり、急速に高齢化が先行する日本での新しいビジネススタイルを見出すことは、その後のグローバル事業展開の指標となる
背景:①厚生労働省が目指す「健康長寿社会」の中核は医療・介護・健康(予防医療)市場。この市場は、2025年に約50兆円市場(07年の約2倍強)とも予測され、医療用医薬品市場は現在10兆円弱(13年度)を占めているが、今後は医療費抑制や大型新薬は見込めず微増と推定。独自新薬開発もコストとテーマで難しくなり、R&Dによる新薬候補の青田刈りが進む。結果、新薬開発のみ依存する製薬企業は、成長性は止まり、国内で言えば、患者中心の医療に早く切り込んでいった企業が、安定した収益をベースとして得るようになる。市場は「予防医療」「個別医療」「在宅医療」といった切り口から、医療従事者を中心に多種多様な企業が参画、相互連携を模索しながら成長が予測される。
②医療消費者は医療という専門性の高い領域の中で医療情報弱者だったが、今後はライフスタイルに沿って賢く医療と向き合う必要(Choosing wisely)が起こり、ヘルスリテラシーの向上が求められる。
効果:①CSVには社会的課題の解決という「大義」があり、そのカテゴリーで一番に成す事で企業と製品の存在価値が社会で評価され、競合他社との差別化を圧倒的なものとできる。
②例えばCSVの実践が医療情報弱者の是正であれば、医療情報弱者である患者さんに、正しい医療情報を提供することでヘルスリテラシーを向上させ、誤った医療情報に惑わされず、医療従事者と患者さんの信頼関係を手助けし自社製品の服薬アドヒアランスを高める効果が期待される。
誇りに思う成果はなんでしたか?: ◇主な実績
・日本広告学会第47回全国大会報告(2016年10月16日早稲田大学)「現場担当者から見た医薬品広告の社会的意義」を早稲田会場にて報告、大会報告要旨集掲載
・エジプト企業の日本での健康食品でのEC展開ローンチ提案
・中小製薬企業(ガン領域)へ、広告コンプライアンス提言
〇アステラス(旧山之内)製薬株式会社、主な実績
・医療用医薬品のDTC(疾患啓発活動)専任担当としてBtoBtoCを実施。脂質異常症・過活動膀胱など8疾患で、各々1~5%の売上げに貢献
・一般薬市場の新カテゴリー製品を育成。液体風邪薬市場の売上を3年で約2.4倍UP。
新規胃腸薬としてH2ブロッカー市場育成(売上目標40億円)のローチ広告戦略策定
・新規ウエルネス事業(健康食品や栄養菓子)マーケティング&プロモーションを実施。
・製品パッケージ担当として医薬品・化粧品・食品の記載表示およびデザインの制作管理。医薬品包装表示の刷新化→シートや錠剤の表示改革
・山之内製薬ジェネリック事業ローンチ参画。

プロフィール 詳細を見る


氏名:開示前

2018年4月現在、キャリアコンサルタント(国家資格:18004762)、専門学校での新ジョブカード推進コンサルタント実績。
2016年4月から結婚相手紹介サービス業、全国仲人連合会 池袋支部長 ライフデザインカウンセラー。東洋インターナショナル株式会社 客員・東京駐在としてコンサルタント業、ヘルスケア関連ビジネスアドバイザー、広告戦略・戦術コミュニケーションプランナー
1984年4月~2014年9月、アステラス製薬株式会社。約22年間、マーケティング戦略および広告宣伝戦略・戦術立案と推進管理を務める。医療用・一般用医薬品、化粧品、健康・機能性食品、菓子・清涼飲料水等、企業や製品の知名度向上・売上げに貢献。消費者の社内外リスクヘッジ部門横断対応。
・日本広告学会 正会員。NPO法人「患者中心の医療を共に考え 共に実践する協議会」正会員


職歴

ムスビメ結婚相談室

  • 2022/3 - 現在

キャリアコンサルタント(個人事業)

  • 2018/4 - 現在

NPO法人「患者中心の医療を共に考え 共に実践する協議会」

  • 正会員 2017/1 - 現在

東洋インターナショナル株式会社

  • 客員・東京駐在 2016/9 - 現在

全国仲人連合会

  • 池袋支部長 2016/4 - 現在

前職 アステラス製薬株式会社

  • プロダクトマーケティング部 課長 DTC推進担当 1984/4 - 2014/9

山之内製薬株式会社

  • 生産技術総括本部、医薬営業本部 課長 1998/8 - 2007/6

山之内製薬株式会社

  • 広報部/薬粧事業本部マーケティング部宣伝担当 係長 1984/4 - 1998/7

謝礼金額の目安

¥30,000 / 1時間

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