新製品の企画・開発における知的財産権問題についてお話できます
【経歴詳細】
①、特許調査、分析・解析
・ 開発着手前の先行技術調査
・ 新製品販売前知財クリアランス調査
・ 特許情報の加工、提供(要約、パテントマップ)
・ 発明の出願のための調査
・ 特許事務所に出願依頼のための書類作成
・ 特許評価、技術情報の分析・解析
・ 権利侵害に係る調査
・ 類否、抵触関係の分析・対応検討
・ 審判・裁判の証拠資料調査
②、紛争・係争の未然防止
・ 取扱商品分野の特許公報の継続調査
・ 自社及び同業他社のカタログ・パンフレット等販売情報チェック
・ 販売店巡回、各種見本市での商品チェック
・ 著作権法、不正競争防止法、表示規正法等商品関連法のチェック
③、知的財産権の取得と管理
・ 社内発生発明の発掘・権利化、他部門とのリエゾン業務
・ 権利の利用状況、継続要否管理・検討
・ 出願から権利消滅までの管理
・ ライセンス契約、紛争処理
④、この間、㈶工業所有権協力センターのFターム付与を約5年間経験。技術分野は「家具の引き 出し」「イス」「棚の合成構造」など文具・事務用備品関係。
■その他
どちらでご経験されましたか?: 経営企画部知的財産担当
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1975年から2015年
その時どのような立場や役割でしたか?: 上記期間の途中から不定期出社であったが、新製品のクリアランス調査、出願準備、弁理士・弁護士への依頼。権利侵害の警告・被警告対応、知財裁判の社内準備など、約40年間同社の知財部門の仕事に従事。
得意な分野・領域はなんですか?: 事務用品、文房具、事務用紙工品、事務用機械器具各種家具、インテリア用品など機構・構造関係
この分野は今後どうなると思いますか?: 権利関係がシビアになり、新製品販売前知財クリアランス調査、類否、抵触関係の分析・対応検討が重要になる。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 約40年間同社の知財部門の仕事に従事。数件の同業他社の警告特許を登録無効にする。メインブランドの使用可能範囲を大幅に拡大する。などの実績がある。