サービス業全般における業務効率化、新規事業の立ち上げについてお話できます
飲食を中心にしたサービス業や小売り物販など営業成績管理や業務改革を最も多く手がけました。会社は各種のシステムの集大成ですから一部門を改革すると影響を受ける関連部門というのが必ず存在します。会社の改革はそれらの部門間調整なくしては実現できないことですが、私もテクニカルな事よりも表に出ない地味な積み重ねは貴重な財産だと思っています。
■その他
どちらでご経験されましたか?: シダックス株式会社 戦略情報システム本部 部長
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1990年~2006年 入社後1~2年は業務推進室に配属されグループ会社全般の業務効率化やを担当する。カラオケ事業参入に伴い子会社に転属しシステム開発や管理会計部門の責任者となる。その後グループのホテル事業参入やワイナリーテーマパーク立ち上げに係り2004年に持株会社に戻りグループ全体のシステム管理部門の責任者となる。
その時どのような立場や役割でしたか?: 責任者として立案、部門間調整、稟申、開発、導入、見直しと全般に係る。システムの見方ではなく会社の方向性や社会情勢を見渡し業務の在り方から議論を重ねてシステムの関わり方を構築していった。
得意な分野・領域はなんですか?: 細かな事は書き上げきれませんが新規事業の立ち上げを幾つか経験しましたので、会社を作るのに必要な事は一通り経験しました。一番時間を費やしてきたのは営業の数値管理の考案やIT化、会議体の運営などですから得意分野と言えるでしょう。新規事業の立ち上げなどで必要な事業ドメインの策定や組織作りも経験して組織の見直しなどもお話できると思います。
この分野は今後どうなると思いますか?: 団塊世代のリタイアに伴い日本中が深刻な人手不足に陥っています。過去の成功事例をすべて見直すことを日本中の企業は迫られており色々なメディアではAIであるとか外国人労働者と様々な情報を流しています。いずれの対策を打つにしても日本の企業として生き残るのはその場しのぎの無哲学では対応できない。広い視野と明晰な哲学で人を要としたIT化を得とくした企業が伸びていくのではないでしょうか。
誇りに思う成果はなんでしたか?: 今では社会に無くてはならなくなったコンビニエンスの各種サービスや夜のマーケット御用達だったカラオケが家族でくつろげる場になったのを改めて見ると、それらの生い立ちに係れた事はすべて私の誇りです。
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職歴
シダックス
- 戦略情報システム本部 部長 1994/8 - 2010/7
サークルKサンクス
- 情報システム本部 課長 1988/8 - 1994/7
リンガーハット
- 1980/4 - 1987/10