製造業における社員のモチベーションアップやチームビルディングについてお話できます

心理学や脳科学を基にした研修を、社長様や幹部社員様も含めた全員で受講してもらいました。
その中で、それぞれの社員様が「なんでこの会社に入ったのか」「この仕事に於いてアナタは
何が出来るのか？」と言う質問をして、それをグループでシェアをしました。

そのシェアの中で女性新入社員の方が話された事がキッカケで魔法が掛かりました。
そのテーブルにたまたま座っていた専務様が号泣をされていたのです。

その会社は関西から岡山に企業誘致で移転をされた企業様でした。
そこで地元で人材を採用されて、雇用を生み出していたのです。

その女性社員さまは、幼い頃から両親や叔父叔母から何かと訊かされていたそうです。
「〇〇さん（企業名）のおかげでお前に学校も行かせてやれるし、ご飯も食べさせてやれる」
その地域は林業が盛んな地域でしたが、業界が衰退をしてしまい仕事も収入も無くなり
多くの人が困っていたそうです。

だから、その地域の人達を雇用していた会社に感謝しており、ぜひここで働きたいと思い
入社をして来たと話しました。

そして
「大好きで大切な会社だから受付に来られたお客様や見学者の方にも好きになってもらえるよう
精一杯の笑顔と接遇で毎日お迎えをします！」と宣言をされたのです。

それを聞いた専務様が、初めてここへ来た意味や、地域の人達への感謝の気持ちが溢れて
自分の仕事や会社に誇りを持てたと話されていました。

そして、各テーブルでシェアしている人も、それぞれの部署で自分が出来る事を考え
具体的なアクションを話し出したのです。

その1か月後にそこへお伺いすると、担当者の方から不思議な現象があると訊かされます。

私は、その製造業については素人なので、それについて具体的なアドバイスをしたワケでは
ないのですが、なぜか生産効率も、営業成績もアップして、社内に笑顔が増えたり顧客から
感謝されたりするようになったと言う事だそうです。

それはある意味当たり前で、それぞれの社員様が、ご自身で考え、出来る事を具体的にして
宣言をしているのですから、色々な場面での効率が上がるのは当然なのです。

また、その後のコンサルでも、営業力の強化や、自社製品の新たな可能性を見つける作業を
一緒に取り組む過程で、新商品や新規の取引先の開拓にも成功しました。

このように、自社の中には、社員様や商品の価値や強みが眠っていると言う事なのです。
優秀で特別な社員と言うのはめったにいません。でも今の人材を最大限に活かせれば
売上や利益は上がるのです。

ぜひ御社の大切な社員さまや商品の価値や強みを引き出して可能性を見出しましょう。

http://erickson.bz/talentdynamics/
http://erickson.bz/consulting/

■その他
どちらでご経験されましたか？: エリクソンコンサルティング
いつごろ、何年くらいご経験されましたか？: 2010年6月 〜 30か月間
その時どのような立場や役割でしたか？: 最初に全社員140名強に研修を受講してもらい、その後継続してコンサルタントとして毎月訪問。
得意な分野・領域はなんですか？: 心理学や脳科学を基に、個人の強みや価値を発揮して、それぞれの仕事に取り組む事による
生産性アップ、売上アップ、顧客満足度アップ、それに社員さまのやりがいをアップさせます。