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エキスパート

氏名:開示前


指令業務
新幹線車両運用業務
運用基本計画作成
乗務員運用基本計画作成
故障データ管理及び解析

■その他
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 平成4年:JR東日本新幹線運行本部総合指令室勤務(指令業務担当)
平成6年:新幹線の指令システム更新(コムトラックからコスモスへ)工事プロジェクトに参加。
平成7年:乗務員及び車両の運用計画作成業務に従事。
新幹線運行本部総合指令室の指令業務では、通常の指令業務の他に車両の検査計画作成業務を行った。その後担当したシステム更新プロジェクトでは、システム開発の独特な業務内容を体験し、その体験がその後の乗務員や車両の運用計画作成業務に活かすことが出来た。
また、新幹線運行本部に在籍した平成4年から12年の間、輸送障害が発生した場合に運転整理(ダイヤ回復のための作業)にも従事した。

平成19年:東京臨海高速鉄道運輸指令室勤務(指令業務担当)
東京臨海高速鉄道の指令室では、通常の指令業務の他に二社間で走行する列車の運行管理の調整を行った。また、輸送障害が発生した場合は、二社間での調整を行いつつ運転整理を行った。
この分野は今後どうなると思いますか?: 鉄道における指令業務は、外部からするとコンピュータ化された高度にシステム化された業務に思われるかもしれないが、指令業務のコアな部分はいまだに職人的な知識を必要とする人間中心の業務でもある。
特に、列車の遅延が発生した場合のダイヤ回復のための運転整理は、完全にシステム化する事が不可能な作業でもある。これは、運転整理に必要な運転手続き(列車の運休や折り返し列車の変更等の運転計画の変更)を状況の変化に合わせて適時・的確に立案する事が求められるためで『あらかじめ定められた多岐に渡るタスクをこなす』ために考案されたアリゴリズムでは対応が難しいためである。
ただし、その運転整理も場数を踏むと、ある程度パターン化されたいくつかのタスクに分解して、その組合せ(時間的・空間的にその組合せは無限大ではあるが)で対応する事も可能である事に気付くことができる。とはいえ、そのタスクもダイヤ改正などで列車の運行体系が変更になれば、その都度変化するため、結果的に運転整理業務は『専門職化』することは止むを得ないと考えられている。
したがって、今後の日本社会が抱える問題から、指令業務の専門職を担う担い手の育成がこの業界全体を通じて大きな課題になると予測できる。
しかし、運転整理の場面毎のタスクをある程度のパターン化出来るということは、見方を変えればシステム化の糸口になる可能性も考えられる。
特に、囲碁や将棋でプロを負かしたと言われる特化型人工知能を利用する事が考えられるかもしれない。
ここで課題となるのは、『特化型人工知能が必要とするデーターをどの様に収集するか』というシステム開発上の課題と、『開発したシステムを必要とする顧客が果たしているのか』と言う販売上の課題であろう。
鉄道会社の指令システムは、ソフトやハードの進歩やそれに伴う既存システムの陳腐化などから、十数年程度で大幅更新する事が一般的の様である。開発や販路開拓にある程度時間がかけられる新規参入者には、ある程度の可能性があるだろう。
ただし、指令システム全体のシステム開発は、技術的にも内容的にもかなりの広範囲に渡るため、受注生産以外は非現実的な分野でもある。したがって、システムの構成要素の一部を担当して先行企業と共存する事が現実的と言えるだろう。
どちらでご経験されましたか?: JR東日本 新幹線運行本部指令室
東京臨海高速鉄道 運輸指令室
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 新幹線指令室 平成4年〜平成12年
東京臨海高速鉄道 平成19年〜平成21年
その時どのような立場や役割でしたか?: 当直指令員〜当直指令長
指令員教育
指令システム更新プロジェクト
得意な分野・領域はなんですか?: 運用効率の考え方
業務の効率化・システム化をする場合の概要構想立案とその効果を見える化する。

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