工場で生産する製品の製造原価の算出やコスト削減手法の取り組みについて話せます
工場で生産する製品や部品毎の原価を精度よく把握することは重要なことですが、実際にはなかなか困難です。それは、原価の算出の手間ひまがかかるということにほかなりません。しかし、製造原価も分からず販売や納品しているのは、大変危険な経営といわざるを得ません。よく聞かれるのは、どんぶり勘定とか、経営者のカンに頼っているということです。
その企業に見合った製造原価算出システムの構築を考えてみてはいかがでしょうか?お話しできる内容な次のような項目です。
1.原価の基本的な構成(企業としての原価算出規則の設定)
2.共通する経費(費用)の配分の事例と設定
3.製品種毎の原価把握の課題(帳票、記録、集計など)
4.原価低減の目のつけどころ(材料、工数、不良品や手直し、在庫など)
5.設計や購買担当者のVA,VEに関する知識
■その他
どちらでご経験されましたか?: 福島技術士事務所
日産自動車株式会社
その他大手部品製造会社
海外自動車生産会社
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1961年から1999年
その時どのような立場や役割でしたか?: 製造工場勤務時代では、技術責任者としてコストダウンに取り組みました。材料の低減(歩留まり向上)、工数低減(作業改善)、製造工程改善、VA活動などを実践してきました。
さらに、海外生産担当時には、海外生産車の製造原価の算出、採算性の改善などに取り組んできました。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 工場で製造原価を算出するには、生産現場の協力が不可欠になります。使用する部品毎の材料の記載、部品毎に作業時間の記録、生産数の正確な記録などが求められます。さらに工場全体としての原価算出システムを構築する必要があります。管理者の理解と推進、第一線監督者の協力が成否を左右してきます。
関連する論文やブログ等があればURLを教えてください: 福島技術士事務所
http://tftosa.robots.jp/
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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ものづくり工程(作業工程)の自動化、ロボット自動化について話せます
¥50,000~■背景 日本の人口減少が続いています。今後ますます働き手は少なくなってきます。従って、ものづくりの工程も作業者ではなくロボットに置き換えていく必要があります。すなわち、製造工程の自動化、特にロボット化が急がれています。最近のロボットは小型化も進み、容易に採用されるようになってきました。中小企業でも採用を促進していく必要があります。ただ、生産工程の自動化は設備投資金額がかさむため、計画的に実施していくことが望まれます。さらに、生産ラインの変更(レイアウト変更)、製品の設計変更、作業方法の変更、従業員の教育など取り組まなければならない多くの項目があります。 今までのような作業者によるものづくりは、人手不足から生産が困難になって、ラインストップが目に見えています。今からでも遅くはないので生産工程の自動化、ロボット化を推進しなければならないといえます。作業のロボット化は、すでにものづくりの工程に採用されており、中小企業でもその実績も増えてきています。例えば、溶接作業や材料部品の搬送の自動化はロボット化が常識になっています。 ■話せること 次のような項目について相談できます。 1.企業において、ロボットをどの工程に採用できるか 企業の課題に合った工程の自動化をどのように進めていくかをお話しします。 2.作業工程のロボット化の手順 工程の自動化の手順を説明します。ロボット化に当たっての注意点、推進日程などをお話しします。 3.企業の自動化に当たっての問題点に対するアドバイス 例えば、自動化を推進する技術者不在の問題、採算性の検討、製品工程の変更、設計変更などが生じる場合の対応策などをお話しします。
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事務作業の自動化(デジタル化)の取り組みについて話せます
¥30,000~■背景 日本の事務作業の生産性が他国に較べて低いといわれています。特に繰り返して行う事務業務を人手で行うことが多く手間をかけ過ぎているのではないでしょうか。特に、中小企業では、業務の改善を含めてデジタル化が進んでいないように感じています。企業でデジタル化を進めていくためにはどうすればよいかを考えていきたいと思っています。 ■話せること そこで、組立作業ロボットのように事務作業の手順をパソコンに指令するとパソコンは、指示された通りに作業を行うことができます。この指令はプログラムによって行います。事務を行う従業員自らがこのプログラムを組んでいくことが望まれています。事務作業でよく使われているExcelやWordに組み込まれているVBA(Visual Basic for Applications)で作成することができるようになっています。 企業でデジタル化に取り組むためには、単に仕事を自動化するだけではなく、企業全体で検討しなければならないいろいろな課題があります。 企業で取り組むデジタル化の課題の例 1.VBA教育(リスキリング) 2.社内で使っている帳票類の標準化と体系化 3.頑張る従業員の評価の改善 4.社内の各種の事務業務の見直しや改善 5.企業の抱える問題改善や将来取り組む課題など 最近、政府が急いでいるデジタル化を企業でも一層推進することが期待されています。このようなデジタル化を中小企業でどのように取り組んでいくかをご説明したいと思います。
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外国人労働者の受け入れについて話せます
¥30,000~■背景 急速に進む人手不足の日本を支援する外国人労働者(特に技能実習生)の受け入れは、今後も多くなってくると思われます。海外で働いた経験から外国人労働者を受け入れる場合の留意点をお話しできます。 ■話せること 外国人労働者のお受入れに当たって、留意する課題や問題点をお話しできますが、その主な内容は次の通りです。 1.外国人労働者の受け入れに当たっての社内体制や就業規則などについて 2.仕事の割り当ての注意点(本人の希望や職種の変更問題など) 3.賃金について(給与の説明など一番クレームの多い問題) 4.日本での生活支援 5.不法滞在問題について ■その他 外国人受け入れは、実際に担当する監督者に任されていることが多いため、監督者の役割として実務をこなす必要があります。参考に次のURLを参照してください。 URL:http://tftosa.starfree.jp/