日本と中国におけるマーケティングと経営管理についてお話できます
日本でも中国でもプロジェクトを成功させるためには、マーケット(カスタマー)インサイト、クライアント・インサイト、チーム・インサイトの3つの視点が必要だと思います。失敗するプロジェクトはこの3つの視点のどれか、あるいは全部が欠けて独善的な作業に陥っています。国内においてはプロジェクトに対し3つの視点でアドバイスできます。中国では日本流でない中国人インサイトのやり方が必要です。わたしは未収債権の回収や処理で中国人のしたたかさを経験しています。またその難しい作業に対する本社の無理解で悩まされました。現地がやりやすい体制を作ることが必至です。また中国人マーケッターや日本語対応可能な弁護士事務所、元の会社の社員など昔のネットワークを維持しております。中国ビジネスで悩まれている場合、適切なアドバイスと解決のための最良のチームをご提供できます。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 1982年から2002年、2010年から2014年、日本国内営業としてマーケティングを経験。2002年から2009年国際部門で中国(上海、北京、廣州)の経営管理を担当
どちらでご経験されましたか?: 株式会社電通
その時どのような立場や役割でしたか?: 国内営業では、1994年部長、2002年局次長として現場業務のプロジェクトのリーダー、中国では2004年から2007年総経理(社長)、合弁会社の電通側代表として全ての決済権を持つ。
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 営業として新規クライアント獲得多数成功、社長賞2回など営業表彰多数受賞。中国では自動車会社の中国進出に伴うコンペで、国内では100%のシェアを持つ競合社とのコンペに勝利し扱いを獲得。中国法人は現地経営者が多額の未収債権を発生し経営危機となったため、現地側経営者と独資化の交渉、経営健全化のためにリストラや未収債権回収を実施し100%子会社化に成功。国内に戻り中国会社のM&Aを担当。業界No.1の会社との合弁会社設立に成功。