中国における工場経営(多角化、合弁、生産終了)についてお話できます
電機メーカーの工場を、新規事業分野に多角化させるために赴任。
日本の親元100%子会社から、都合により赴任中に現地企業との合弁会社に移行。
親元がマイナーとなったが、合弁相手の中国人董事長の下で総経理を継続した。
合弁相手側の問題で、色々な課題が発生し、最終的には親元の生産を止め、従業員を全員離職させることとなった。
■その他
いつごろ、何年くらいご経験されましたか?: 2012年4月~4年間
どちらでご経験されましたか?: 大手電機メーカーの現地工場(従業員500名以上)
その時どのような立場や役割でしたか?: 総経理
一番誇りに思う成果はなんでしたか?: 合弁相手側の問題で工場を閉鎖するような状況となったが、日本の親元と連携して全従業員を大きな混乱無く退職させたこと。
一番の課題はなんでしたか?また、その課題をどう乗り越えましたか?: 資金が自由に使えない状況になったため、給与を含む支払いが困難になったこと。
日本の親元および日系金融機関の協力を得て、やり繰りを行った。
どんな人にアドバイスを提供したいですか?: 中国に進出される日系企業(メーカー)幹部の方が中国の慣習や従業員との関係でお困りの際に、自分の経験した範囲で、何かお役に立てればと思います。
※市政府関係との交渉は主にローカルスタッフが行っていたため参考程度の情報しかありません。従業員の自殺・離職者からのクレームなど、直接交渉した経験があります。
この分野は今後どうなると思いますか?: 中国に進出している工場は、すでに縮小や撤退が行われており、これからも同じ傾向が続くと思われます。市政府とのコネクションは勿論重要ですが、同じ地域の日系企業との情報共有やローカル企業とのコネクションも重要と思います。
謝礼金額の根拠はなんですか?: コンサルティングが専門ではなく、お役に立てるか不明ですので、メールでのやり取りを基本とさせて頂く範囲であれば、謝礼は望みません。何か実費が発生するような場合は、都度相談させて頂きたいと思います。