泌尿器科領域の漢方薬について話せます
■背景
実際に泌尿器科をMRと同行して、実践的な漢方薬の使い方を学びました。
■話せること
猪苓湯は、尿路をウオッシュアウトします。無菌性膀胱炎に使います。尿路結石にも使います。石が引鉄になって平滑筋が攣縮して痛い場合は、芍薬甘草湯の頓服です。八味地黄丸は、高齢女性に使います。更年期過ぎたら腎虚です。西洋薬は、切れ味鋭いが、女性には強すぎます。神経衰弱の男性のEDには、桂枝加竜骨牡蠣湯です。女性の、くしゃみで尿漏れには、骨盤底体操と補中益気湯です。慢性前立腺炎には、桂枝茯苓丸です。
興味があれば、泌尿器科領域内理論漢方についてご紹介致します。泌尿器科領域からみた気血水、虚実寒熱、五臓の理解で、西洋医学とは違う切り口が新鮮かと思います。
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職歴
職歴:開示前
このエキスパートのトピック
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OTC漢方について話せます
¥50,000~■背景 前職時は医療用漢方部門に所属してました。OTC漢方とも共通する課題がたくさんあります。 同僚も多かったので、常に情報交換してきました。 特に、防風通聖散です。クラシエコッコアポAです。 小林製薬さんのナイシトールに負けた原因、ロート製薬の満量処方に苦戦した経緯など。 ■話せること クラシエは医療用漢方が売り上げの半分あるため、防風通聖散に選択と集中できなかった。 小林製薬はナイシトールという商品名で成功した。内臓脂肪を取るという顧客に分かりやすいネーミングです。 TVのCMで顧客に認知されDSで棚取も優先でき、売れに売れました。 また、クラシエは、厚労省の指導(医師の処方箋なしで売るOTC漢方薬はエキス量を医療用漢方薬の半分にしなさい) を遵守して、エキス量を半量で売って来た。そこをロートがついてきた。 ロート、小林製薬は医療用漢方がないから、保険削除になっても痛くもかゆくもない。 ■その他 クラシエの顧客はOTCでは漢方に興味のあるベテラン薬剤師というネットワークがあります。 定期的な勉強会を行ってます。もし、医療用漢方が保険削除になったら強味になります。 OTC漢方の成功例は選択と集中です。 小林製薬、ロート製薬の次の一手は? ストレス社会に抑肝散か?高血圧に釣藤散か?風邪に葛根湯か?花粉症に小青竜湯か? OTC漢方の市場はまだまだあると思います。
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EDの漢方薬について話せます
¥50,000~■背景 医療用漢方薬の販売支援を担当してきました。 EDについては、バイアグラが無効なEDに関して問い合わせありました。 泌尿器科医師、整形外科の医師からも問い合わせありました。 八味地黄丸をメインに腎虚の漢方を紹介してきましたが、 MR同行などで、リアルに医師の声を聞くと、神経衰弱、メンタルに問題がある働き盛りのビジネスマンに ニーズがありました。虚証の桂枝加竜骨牡蛎湯、実証の柴胡加竜骨牡蛎湯を紹介してきました。 医療用漢方はバイアグラと併用できません。 具体的な方法を医師とコミュニケーションしてきました。 ■話せること 漢方医学でのEDについて紹介できます。 気血水、五臓、陰陽、虚実、寒熱、燥潤、漢方医学的なキーワードを駆使してEDの漢方に踏み込みます。 特にEDでは気と腎、虚です。 気はストレス、気滞です。腎は虚しているケースが多い。腎陽虚、腎陰虚について紹介できます。 腎陽虚は冷えです。八味地黄丸では物足りません。動物性生薬を追加します。 腎陰虚では虚熱が問題です。熱ですから附子配合の八味地黄丸は使えません。 六味丸をメインに使います。 ■その他 働き盛り、ストレス真っ只中の都会の男性が顧客です。 田舎の野蛮人にニーズはありません。 大脳前頭葉優位の知的水準の高い男性がニーズです。 例えば・・・ フジテレビ、日本テレビ周辺のビル診に顧客がたくさんいます。 プロモーションするならば都会です。 理性(大脳前頭葉)が欲望(大脳辺縁系)にブレーキをかけている。 メンタルに課題があれば漢方薬を常用、SEXの1時間前にバイアグラです。
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冷え症と漢方薬について話せます
¥50,000~■背景 冷え症は、医師が病気とみなしません。従いまして西洋薬もありません。 漢方薬が得意な分野です。 ■話せること 代表的な漢方薬を紹介しながら、隠れ冷え性、生活習慣まで。 四肢の冷えには当帰四逆加呉茱萸生姜湯、夜間冷えて頻尿には八味地黄丸、 高齢者のめまいには真武湯、冷えて腹痛には附子理中湯、冷えて頭痛には呉茱萸湯、 寝汗を伴う冷えには防己黄耆湯などなど 生活習慣は? 冷蔵庫から出した食材は加熱するか、常温に戻すか、チンするか! 四肢を温めるよりは腹巻、 夏のフルーツ(グレープフルーツ、メロンなど)は避ける。 温かい飲食を意識する。 ペットボトル10℃500ml一気飲み!いかに気を損失するか? 気は体温を作る。 最優先はお腹の体温、犠牲にするのは四肢の体温。 ■その他 漢方医学の考え方、五臓、気血水、陰陽、虚実、寒熱、表裏、燥潤をキーワードにしながら 漢方医学の世界を楽しみます。